“嗽水”の読み方と例文
読み方割合
うがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石舟斎は、病床を離れ、衣服もあらため、嗽水うがい手水ちょうずまでつかって、奥の一室へ、孫の兵庫を呼び入れた。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
暁起ぎょうき嗽水うがいして、彼は、ほぼ落成した御所の外廻りをここかしこ見て歩いていた。そして、皇居を拝し、陽の出る頃は、もう宿所の寺院に帰って、朝飯を喰っていた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)