“哭臨”の読み方と例文
読み方割合
こくりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然らば諸王も亦(また)発駕奔喪(はつがほんそう)の際に於て、半途にして擁遏(ようかつ)せらるゝの不快事に会う無く、各〻(おのおの)其(その)封に於て哭臨(こくりん)して、他を責むるが如きこと無かるべきのみ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
孝陵の山川(さんせん)は、其の故(ふるき)に因りて改むる勿(なか)れ、天下の臣民は、哭臨(こくりん)する三日にして、皆服を釈(と)き、嫁娶(かしゅ)を妨ぐるなかれ。諸王は国中に臨(なげ)きて、京師に至る母(なか)れ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
葬祭の儀は、漢の文帝の如(ごと)くせよ、と云える、天下の臣民は哭臨(こくりん)三日にして服を釈(と)き、嫁娶(かしゅ)を妨ぐる勿(なか)れ、と云える、何ぞ倹素(けんそ)にして仁恕(じんじょ)なる。文帝の如くせよとは、金玉(きんぎょく)を用いる勿れとなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)