和義かずよし)” の例文
味方の一将、石橋和義かずよしを、途中の備前で下ろし、備後ともに半日ほどいて、またすぐ西下をつづけた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美作の菩提寺ぼだいじ城には、これも尊氏がのこしておいた山間部隊がいたし、また備前には石橋和義かずよし、田井、頓宮とんぐう、内藤の一族もあって、かたく連鎖れんさ防禦をき、すべて義貞の前に
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)