“和好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わかう50.0%
わこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(中略)三年を経て妻森氏明和五年冬一女を産す。又明和八年一女を産す。妾山中氏より妻の微質を助け、二女を憐愛す、故に妻妾さいせふ反更はんかう和好わかうにして嫌悪の事なし。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
勿論、蕎麦そばの盛り掛けが一杯一銭という時代であるから、二銭の価値も今日とはよほど違うわけであるが、それでもやすいには相違なかった。かれはその芝居の座頭ざがしらで、芸名を坂東和好わこうといった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)