和合神わごうじん)” の例文
亀沢町の邸には庭があり池があって、そこに稲荷いなり和合神わごうじんとのほこらがあった。稲荷は亀沢稲荷といって、初午はつうまの日には参詣人さんけいにんが多く、縁日商人あきうどが二十あまり浮舗やたいみせを門前に出すことになっていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)