“呑村”の読み方と例文
読み方割合
のみむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくりけり茲に又遠州ゑんしう呑村のみむら名主なぬし九郎右衞門は五ヶ年以前病死びやうしなし名主跡役あとやくは當村の惣左衞門と云者に申付られしかばせがれ九助は當年廿歳に成共なれども今はむかし引替ひきかへ困窮こんきうなし借金も多かりしゆゑ母は氣病がつひに大病となり今は此世のたのみも少く或日枕邊まくらべ近く九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)