“否味”の読み方と例文
読み方割合
いやみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分にそういうものをみし、強くあらんがための芸術、偽りに堪えて慰まんための芸術ではないか。歌人の芸術家だけに旧臭ふるくさ否味いやみなことをいう。道徳かぶれの女学生でもいいそうな芸術批評。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)