“吟杖”の読み方と例文
読み方割合
ぎんぢやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二千余年の長夜の暗漸やく明けて、この国に新らしき生命の光もゆるや、彼もまた単身孤塁こるい吟杖ぎんぢやうふるつて赤門校裡の書窓より新声を絶叫したるの一人なりき。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)