名碗めいわん)” の例文
秀吉は営中のたてを敷きならべた上に毛皮をべさせて坐っていた。茶道衆に命じて一ぷく求めていたためである。信長から拝領した名碗めいわんをこんな所へも持って来て無造作に用いている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)