“吊子”の読み方と例文
読み方割合
つりこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらい蝙蝠傘こうもりがさの骨を張り拡げたような吊子つりこに、ピアノの鋼線に似た繊条が、細い銀蛇ぎんだのくねりのように、厳めしい硝子棒と二本の銅柱に押しあげられて居る。
鼻に基く殺人 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)