“合綴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がってつ66.7%
ごうてつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
再版は購読者の便をはかり、各部門につきてこれを合綴がってつし、目録および付録を増加し、八大部門を合して六大冊となす。
この「講義録」は元来四十八号二十四冊より成りたるも、昨年これを合綴がってつして六大冊にいたしました。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
辛卯は天保二年で、抽斎が二十七歳の時である。しかし現存している一巻には、この国文八枚が紅色こうしょくの半紙に写してあって、その前に白紙に写した漢文の草稿二十九枚が合綴ごうてつしてある。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)