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反
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の
ふりがな文庫
“
反
(
の
)” の例文
しかし左門が振り返りざま、宙へ刀を揮うや、真っ先に進んでいた乾児の一人が、左右へ手を開き、持っていた刀を、
氷柱
(
つらら
)
のように落とし、
反
(
の
)
けざまに斃れた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
鯖折りというのは、よくは知らないが、
反
(
の
)
けざまに躯を二つに折られるのらしい。無理をすると背骨が折れてしまうので、ときに
禁手
(
きんて
)
にされるほど猛烈なものである。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
提灯一つで勝手を知った裏の置場へはいって行くと、少し広く空きを取ってある真中の仕事場に、宙を浮いている主人撰十の姿を発見して
反
(
の
)
けぞるほど胆を潰したのだった。
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
一同も打たれたように
反
(
の
)
けぞって、ざわざわと幸吉のほうへ
詰
(
つ
)
めよった。幸吉が言っていた。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“反”の解説
反(たん、段とも書く)は、尺貫法の面積の単位。土地の面積に使われる反と、布の大きさを表す反とがある。これとは別に6間の長さを表す反もある。
(出典:Wikipedia)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
“反”を含む語句
反響
反対
反抗
反覆
反映
仰反
反對
反古
反射
反閇
反返
無反
往反
一反
相反
文反古
反応
反歩
正反対
背反
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