双石ぼろいし)” の例文
二百余間もある河はばを越えて対岸を眺めると、樟や、杉などの南方植物につつまれた家々の屋根がまぶしい陽のなかにきらめいて、その奥遥か遠くに双石ぼろいしの連山がくっきりと連っている。
宮崎の町 (新字新仮名) / 中村地平(著)