“厳橿”のいろいろな読み方と例文
旧字:嚴橿
読み方割合
いつかし50.0%
いづがし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「吾が背子がい立たせりけむ厳橿いつかしもと」に執着があるので、この歌を選んで仮りに真淵の訓に従って置いた。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
厳橿いつかしや、白檮しらかしや、処女檀をとめまゆみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ほととぎす啼くとも知らで入りし山声ぞ落ちくる厳橿いづがしがうへに
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
夏向ふ五百枝いほえ厳橿いづがし葉広橿日にきらきらし若葉厳橿いづがし
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)