“危惧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きぐ97.6%
あやぶ1.2%
おそれ1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人が育って行くにつれ、母親にふと危惧きぐの念が掠めた。二人があまり気の合っている様子である。青春から結婚、それはかまわない。
蝙蝠 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
つまり貴方の偏見が危惧あやぶまれてならないのですわ
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「はい」と云ったが矩之丞の顔には、不安と危惧おそれとが漂っている。
前記天満焼 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)