“卯月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うづき92.6%
うげつ3.7%
うつき3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時鳥ほととぎすの鳴く卯月うづきが来て、衣更ころもがえの肌は軽くなったが、お菊の心は少しも軽くならなかった。月が替ってから播磨は再び渋川の屋敷へ呼ばれた。
番町皿屋敷 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
絵目録の末巻には、伊勢守が筆をとって、そのむねしるし、永禄八年卯月うげつの月日をも追記した。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
春の卯月うつきの贈物、われはや、既に盡し果て
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)