“南御番”の読み方と例文
読み方割合
みなみごばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突立つきたたゝずむ故門番は立出汝ぢは道にまよひし成ん何方へ行のぢやと言ふに城富は涙にむせかへりながらハイ/\南御番みなみごばん所は何れで御座りますととへば門番の者南御番所は此所こゝなるが何用有て來りしぞなにか願ひたき事でも有かと聞れ城富はハイ然樣さやうで御座ります御奉行樣へきふに御願ひが御座りましてまゐつた者で御座ります何卒どうぞ御取次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)