“南宗寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんしゆうじ50.0%
なんそうじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大小路に次ぐ大きい町幅の所で、南へ七八町伸びて居ますが、寺ばかりと云つてよい程の街ですから静かです。向うの突当りが南宗寺なんしゆうじです。千利久が建てたと云ふ茶室があります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
南之荘みなみのしょう南宗寺なんそうじを本営とし、市中の役所を軍政所として、阿波三好党は、辻々に公札をたて、自分たちの意志を表明していた。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)