“千疋洞”の読み方と例文
読み方割合
せんびきどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより約一里ばかり谷川の上流になりますがな、千疋洞せんびきどうといういわやがござる。そこが敵の棲家すみかでござるよ。すなわちそこには不死身の怪物、才蔵となのる十八、九歳の狼使いがおるのでござる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)