十棹とさを)” の例文
「れぷろぼす」の悦びは申すまでもあるまじい。ぢやによつて帝の行列の後から、三十人の力士もえくまじい長櫃ながびつ十棹とさをの宰領を承つて、ほど近い御所の門まで、鼻たかだかと御供仕つた。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)