“北門”の読み方と例文
読み方割合
ほくもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに類したる話であるが、四、五年前、北海道札幌発行の『北門ほくもん新報』に鬼火探検談が掲げてあった。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
しかし本道ほんみちの五条大橋を越えてゆくと、橋の東に小松殿の薔薇園しょうびえんがあり、その向い側には入道相国の六波羅の北門ほくもんがあって、その間を往来するのはいつも何となく小気味がよくないし
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)