“別為小冊子”の読み方と例文
読み方割合
べつにしょうさっしとなす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛斎は枳園が寿蔵碑ののちに書して、「余少時曾在先生之門よわかいときかつてせんせいのもんにあり能知其為人よくそのひととなりと且学之広博がくのこうはくをしる因窃録先生之言行及字学医学之諸説よりてひそかにせんせいのげんこうおよびじがくいがくのしょせつをろくし別為小冊子べつにしょうさっしとなす」といっている。わたくしはその書の存否をつまびらかにしない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)