“凸面”の読み方と例文
読み方割合
とつめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は莫大な費用を投じて、さまざまの形をした鏡を集めはじめました。平面、凸面とつめん凹面おうめん、波形、筒型と、よくもあんなに変わった形のものが集まったものです。
鏡地獄 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
水は井桁いげたの上に凸面とつめんをなして、盛り上げたようになって、余ったのは四方へ流れ落ちるのである。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
ある時は部屋全体が、凹面おうめん鏡、凸面とつめん鏡、波型鏡、筒型鏡の洪水こうずいです。
鏡地獄 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)