“冷水摩擦”の読み方と例文
読み方割合
れいすいまさつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かおを洗い全身の冷水摩擦れいすいまさつでもすると、体中の血液はみなぎあふるる様な爽快を感ずることは、今日も青年時代と少しも異なるところがない。
第二は運動をして冷水摩擦れいすいまさつをやれと云う。簡単なものである。第三は読書もせず、世間も知らぬ青年が煩悶はんもんする法がないと論じている。無いと云っても有れば仕方がない。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
お父さんと顔を洗いに行くと、団さんがもう冷水摩擦れいすいまさつをしていた。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)