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八十吉
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やそきち
ふりがな文庫
“
八十吉
(
やそきち
)” の例文
或る時はそれを書きとどめておきたいなどと思つたこともあつて、ここに記入する『
八十吉
(
やそきち
)
』の話も父に関するその想出の一つである。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
菊は目疾のために
容
(
かたち
)
を損ひ、京の家に厄介になつた。力士岩木川の京に生ませた子が、後の横綱小錦
八十吉
(
やそきち
)
である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
戸沢がこういって勧めた時、五百は容易にこれに耳を
傾
(
かたぶ
)
けた。五百は戸沢の
人
(
ひと
)
と
為
(
な
)
りを喜んでいたからである。戸沢惟清、通称は
八十吉
(
やそきち
)
、
信順
(
のぶゆき
)
在世の日の
側役
(
そばやく
)
であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この京が
岩木川
(
いわきがわ
)
の種を宿して生んだのが小錦
八十吉
(
やそきち
)
である。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
十
常用漢字
小1
部首:⼗
2画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“八十”で始まる語句
八十
八十馬
八十島主計
八十神
八十島
八十氏川
八十歳
八十伴
八十路
八十八