兩乳りやうちゝ)” の例文
新字:両乳
兩手を上げて後頭部をさゝへた脇の下から兩乳りやうちゝのふくらみが、ともしびの光を正面まともに受けて、柔い線をば浮立つばかり鮮かにさせて居る。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)