トップ
>
全躯保妻子
ふりがな文庫
“全躯保妻子”の読み方と例文
読み方
割合
くをまっとうしさいしをたもつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くをまっとうしさいしをたもつ
(逆引き)
自分に
全躯保妻子
(
くをまっとうしさいしをたもつ
)
の臣といわれても、こういう手合いは、腹も立てないのだろう。こんな手合いは恨みを向けるだけの値打ちさえもない。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
向こう見ずなその男——
太史令
(
たいしれい
)
・
司馬遷
(
しばせん
)
が君前を退くと、すぐに、「
全躯保妻子
(
くをまっとうしさいしをたもつ
)
の臣」の一人が、
遷
(
せん
)
と
李陵
(
りりょう
)
との親しい関係について武帝の耳に入れた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
彼らはこめかみを
顫
(
ふる
)
わせた武帝の顔を恐る恐る見上げた。それから、自分らをあえて
全躯保妻子
(
くをまっとうしさいしをたもつ
)
の臣と呼んだこの男を待つものが何であるかを考えて、ニヤリとするのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
全躯保妻子(くをまっとうしさいしをたもつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
躯
漢検準1級
部首:⾝
11画
保
常用漢字
小5
部首:⼈
9画
妻
常用漢字
小5
部首:⼥
8画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
検索の候補
妻子
妻子眷族
妻子眷属
胡地妻子虚棄損
妻子珍寶及王位
妻楊子
子全
保子
保全
佐保子