“入黒子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いれぼくろ50.0%
ビュウティ・スポット50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長襦袢の袖口そでぐちはこの時下へと滑ってその二の腕の奥にもし入黒子いれぼくろあらば見えもやすると思われるまで、両肱りょうひじひしの字なりに張出してうしろたぼを直し、さてまた最後にはさなが糸瓜へちま取手とってでもつまむがように
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
百人一首の業平朝臣のような間伸びした顔をオークル廿八番のグリスペイントで薄化粧をし、右の眼尻の下に入黒子ビュウティ・スポットを入れた異様な面態。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)