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儼乎
ふりがな文庫
“儼乎”の読み方と例文
読み方
割合
げんこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんこ
(逆引き)
まず
山雲
(
やまぐも
)
と戦う 時に
油然
(
ゆうぜん
)
として山雲が起って来ますと大変です。修験者は威儀を
繕
(
つくろ
)
い
儼乎
(
げんこ
)
たる態度をもって
岩端
(
いわはな
)
に
屹立
(
きつりつ
)
します。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
なんだかこう、神聖なる刑罰其物のような、ある特殊の物、強大なる物、
儼乎
(
げんこ
)
として動かざる物が、実際に我身の内に宿ってでもいるような心持がする。
罪人
(新字新仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
と若林博士は
儼乎
(
げんこ
)
たる口調で云い切った。依然として私を凝視しつつ、頭をゆるやかに左右に振った。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
儼乎(げんこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
儼
漢検1級
部首:⼈
22画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“儼”で始まる語句
儼然
儼
儼存
儼守
儼偉
儼在
儼示
儼立
儼塾集
“儼乎”のふりがなが多い著者
河口慧海
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
中里介山
木暮理太郎
森鴎外
夢野久作
太宰治