“何町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なにまち33.3%
なんちやう33.3%
なんちょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは、何町なにまち何番地なんばんちのだれというものじゃ。今度こんど日曜にちようにでもぼうあそびにおいで。」と、おじいさんはるときにいいました。
おじいさんの家 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ゐねむりをしい/\、むかし道中だうちうをしたといふ東海道とうかいだう里程りていを、大津おほつからはじめて、幾里いくり何町なんちやう五十三次ごじふさんつぎ徒歩てく饒舌しやべる。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
沛然はいぜんとして金銀の色に落ちて来た、と同時に例の嫁入よめいり行列の影は何町なんちょうったか、姿は一団の霧に隠れてらにすかすも見えない。
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)