“体徴”の読み方と例文
読み方割合
しるし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは神様が娘のレミヤを生涯独身で暮させようとおぼし召す体徴しるしではあるまいか……というような取越苦労が、次から次に湧いて来るので
霊感! (新字新仮名) / 夢野久作(著)
見るとお母様は不図ふと思ひ付いてこれこそ神様から娘によい着物を下さると云ふ体徴しるしであらうと思ひましてその卵のかへるのを待つてりますとやがて沢山の蠶が生れましてとこの上を這ひ初めました。
金銀の衣裳 (新字旧仮名) / 夢野久作(著)