“佐局”の読み方と例文
読み方割合
すけのつぼね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又、生捕られた女房たちは、女院、北政所きたのまんどころろう御所おんかた、大納言佐局すけのつぼね帥佐そつのすけ、治部卿局以下四十三人である。
大納言佐局すけのつぼね、阿波内侍が、取りすがって声を限りに泣いたが、静かな微笑をたたえたそのお顔からは、何の苦しみも見出せなかった。建久二年二月の中旬のことである。