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会者定離
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えしゃじょうり
ふりがな文庫
“
会者定離
(
えしゃじょうり
)” の例文
その中でも夫婦は、唯、一夜の契にてさえも、五百
生
(
しょう
)
の宿縁と申すほどでござります。しかし、
生者必滅
(
しょうじゃひつめつ
)
、
会者定離
(
えしゃじょうり
)
は浮世の定めでございます。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
「諸行無常」だの、「
会者定離
(
えしゃじょうり
)
」だのと聞けば、なるほどそれに違いないとうなずかれます。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
然しお上人さまがよう言わるる此の世のさまは、生者必滅、
会者定離
(
えしゃじょうり
)
。たとえ表向き夫婦となって、共白髪まで添い遂げようとしても、無常の風に誘わるれば、たちまちあの世と此の世の距て。
取返し物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
せんねんまんねんいきても、一たびは老いたるも、若きも、しなでかなわぬものにて候。
会者定離
(
えしゃじょうり
)
は人間の習いなれば、たれになごりか惜しき……(親鸞を見る)わたしもうよしましょうかしら。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
“会者定離”の解説
会者定離(えしゃじょうり)は、日本の諺。出典は遺教経。
(出典:Wikipedia)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“会者”で始まる語句
会者