“伊波普猷”の読み方と例文
読み方割合
いはふゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊波普猷いはふゆう氏の『あまみや考』は努力の著述だが、アマミは海人部あまべなるべしという栗田翁の説を受けて、この種族の北からの移住をほぼ承認しておられる。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それというのも三代に渡って沖縄第一の学者が、館長になっておられたからであります。真境名安興まじきなあんこう伊波普猷いはふゆう島袋全発しまぶくろぜんぱつの三氏の名は記憶されねばなりません。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
馬琴ばきんの『弓張月ゆみはりづき』にまで書かれている勝連按司かつれんあじ阿麻和利あまわりは、沖縄の歴史の上で、すっかり悪者にされてしまっているが、これは伊波普猷いはふゆう君などが早くから注意したように
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)