“仰臥漫録”の読み方と例文
読み方割合
ぎょうがまんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何度読んでもおもしろく、読めば読むほどおもしろさのしみ出して来るものは夏目先生の「修善寺日記しゅぜんじにっき」と子規しきの「仰臥漫録ぎょうがまんろく」とである。
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
子規の「仰臥漫録ぎょうがまんろく」には免れ難い死に当面したあの子規子しきし此方こなたの世界に対する執着が生々しいリアルな姿で表現されている。
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
仰臥漫録ぎょうがまんろく」から「ヌク飯」や「菓子パン」や「マグロノサシミ」やいろいろの、さも楽しみそうに並べしるしたごちそうを除去して考える事は不可能である。
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)