“人崩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとなだれ60.0%
ひとなだ40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色の白い奧樣は改札口から人崩(ひとなだれ)の溢れ出る度毎に、首を伸し浮腰になつて歩み過る人に氣をつけてゐる中、やがて折革包を手にした背廣に中折帽の男を見つけて、呼掛けながら馳出し
或夜 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
人崩(ひとなだれ)つきて、人馬(じんば)落ちかさなり
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
幕が動く。立見の人中(ひとなか)から例の「変るよーウ」と叫ぶ声。人崩(ひとなだ)れが狭い出口の方へと押合う間(うち)に幕がすっかり引かれて、シャギリの太鼓が何処(どこ)か分らぬ舞台の奥から鳴り出す。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
幕(まく)が動く。立見(たちみ)の人中(ひとなか)から例の「変(かは)るよーウ」と叫(さけ)ぶ声。人崩(ひとなだ)れが狭(せま)い出口の方(はう)へと押合(おしあ)ふ間(うち)に幕(まく)がすつかり引かれて、シヤギリの太鼓(たいこ)が何処(どこ)か分(わか)らぬ舞台の奥から鳴り出す。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)