“五穀”の読み方と例文
読み方割合
ごこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
城下にはだんだん人がふえてきまして、新たに家を建てる材木がたくさんいりますし、五穀ごこくを作る田畑もたくさんいるようになったのです。
お月様の唄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
第九 食物しよくもつ衣服いふくごと分限ぶんげんによるは勿論もちろんなれど、肉食にくしよくあざらけくあたらしきしな野菜やさいわかやわらかなるしなえらぶべし。よく烹熟にたきして、五穀ごこくまじくらふをよしとすること
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
(——五穀ごこくにも、風土にも、また唐土の文化にも恵まれぬ奥州みちのくでさえ、こんな図はない)
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)