“五刻”の読み方と例文
読み方割合
いつつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よい五刻いつつに、江戸川上水の琵琶橋びわばし(今の石切橋)に着く——という嫁方との打ち合せなので、その輿こしを、出迎えるためだった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もう五刻いつつをまわったろう。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
五刻いつつ前(午前八時)にお片づけあって、二条の御所をも、一手をもってお討ち果しあれば、諸事、朝飯前に一決しましょう
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)