“二葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたば65.0%
ふたは30.0%
によう5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはこの二葉ふたばが成長するであろうか、花咲くであろうかとあやぶみおそれつつ育てた親や教師が多かったからではないだろうか。
最も楽しい事業 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
水のおもは秋の空、みぎわに蘆の根が透く辺りは、薄濁りに濁って、二葉ふたは三葉みは折れながら葉ばかりの菖蒲あやめの伸びた蔭は、どんよりと白い。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
初め制度局の民法編纂会が開かれた時、箕作麟祥博士をしてフランス民法を翻訳せしめ、二葉にようもしくは三葉の訳稿なるごとに、直ちに片端からこれを会議に附したとの事である。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)