亀尾かめを)” の例文
亀尾かめを君訳エツケルマンのゲエテ語録の中に、少壮の士の大作を成すは労多くして功少きを戒めてやまざる一段あり。けだしゲエテ自身フアウストなどを書かんとして、りした故なるべし。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)