“乙羽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとは40.0%
おとわ20.0%
いつう20.0%
おとば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横須賀にある海軍機関学校の校長船橋ふなはし中将が、大橋乙羽おとはがまだ存命当時、道連れになつて、一緒に米国を横切つた事があつた。
乙羽おとわもまた紅葉の世話になった男である。が、乙羽もまた硯友社外の誰とでも交際したのが紅葉の気に入らないで折々忌味いやみをいわれた。
乙羽いつう庵主人大橋氏きてのち『文芸倶楽部』の主筆に三宅青軒みやけせいけんといふ小説家ありけり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
名に負へる乙羽おとばヶ滝のまづしさにほほゑみたまひし父の面影十一月三日
閉戸閑詠 (新字旧仮名) / 河上肇(著)