トップ
>
久世大和守
>
くぜやまとのかみ
ふりがな文庫
“
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)” の例文
十左衛門は
俯向
(
うつむ
)
いたが、すぐに「
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
、——」と口の中で呟き、顔をあげて、問い詰めるように
訊
(
き
)
いた、「久世侯ですか」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
寺社奉行の牧野
因幡守
(
いなばのかみ
)
英成、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
。また若年寄板倉伊予守だの、側用人石川近江守の姿も見える。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大目附
近藤相模守
(
こんどうさがみのかみ
)
をはじめ、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
、牧野備中守、
岩城播磨守
(
いわきはりまのかみ
)
、お
側御用
(
そばごよう
)
お
取次
(
とりつぎ
)
水野出羽守、それに、若年寄の加納
遠江守
(
とおとうみのかみ
)
、米倉丹後守、
安藤対馬守
(
あんどうつしまのかみ
)
、
太田若狭守
(
おおたわかさのかみ
)
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
列座は、井伊
掃部守
(
かもんのかみ
)
、酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
、阿部
豊後守
(
ぶんごのかみ
)
、稲葉
美濃守
(
みののかみ
)
、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
、土屋
但馬守
(
たじまのかみ
)
の諸侯であった
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その後から、第一番に松平
越中守
(
えっちゅうのかみ
)
、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
、松平
周防守
(
すおうのかみ
)
、牧野
備中守
(
びっちゅうのかみ
)
、
岩城播磨守
(
いわきはりまのかみ
)
、それにお側御用御取次水野
出羽守
(
でわのかみ
)
の以上六名が、いずれも一人一役のお歴々である。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
甲斐はその日の午後七時ごろ、西丸下にある
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
(
広之
(
ひろゆき
)
)の屋敷へゆき、
八十島主計
(
やそしまかずえ
)
となのって、大和守に面会を求めた。取次の者が二人まで替り、玄関でまた中年の侍が応対に出た。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これは帰国したときに話したから、たぶん
隼人
(
はやと
)
も記憶しているであろうが、侯はあのときのことを根にもって、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
どのが同席されているにもかかわらず、むきになって私に当りちらされた。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
久
常用漢字
小5
部首:⼃
3画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“久世大和”で始まる語句
久世大和