“両替”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩替
読み方割合
りょうがえ70.0%
りやうかへ10.0%
シャアンジュ10.0%
シャンジュ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、幕末まえ頃まで判っていたその二軒も、何か他の職業と変ったとやらで、堺屋は諸国雑貨販売と為替かわせ両替りょうがえを職としていた。
河明り (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「やあ、那処あすこにいつもの両替りやうかへ屋の寡婦ごけが見える。」
客は両替シャアンジュで換えて来た「灰色の石鹸サボン」——大きな金額の丸札——をそのまま賭けてもよし、細かいのが欲しければクルウピエが同額だけの小さな「ぼたん」に崩してくれる。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
それを賭け札カウンタアに換えてくれる「両替シャンジュ」の窓口のほうへ泳ぎ出したのだが、私と窓のあいだには、嘘言とあらゆる悪徳の余地のないほどスキイのようにせて平べったい中欧山岳地方の女地主と
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23 (新字新仮名) / 谷譲次(著)