“世情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せじょう50.0%
ものごゝろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
好きばかりでなく、世情せじょうを知るうえには、むしろ、朝の経書けいしょよりも、活きた学問になった。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『皆さんも最早もう十五六——万更まんざら世情ものごゝろを知らないといふ年齢としでも有ません。何卒どうぞ私の言ふことを記憶おぼえて置いて下さい。』と丑松は名残惜なごりをしさうに言葉をいだ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)