“与太者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よたもの80.0%
よたもん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その嫌疑が造作もなく晴れるようではこの「与太者よたものユーモレスク、四幕、十一景」は到底引き延ばせるはずがないので、それで
初冬の日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
旅人 東京でつまらないあきないをしていましたが、それももうめてしまって……。(我をあざけるように。)まあ、与太者よたものかルンペンだと思ってください。
影:(一幕) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
うす明かりのなかに、それらが、いずれも、与太者よたもん風体であることが認められた。五郎は、どこかで、巧妙に、彼等と連絡を取ったものらしい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)