“上清”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じやうせい40.0%
うはず20.0%
うはずみ20.0%
じょうせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上清じやうせいが店の蚊遣香懐炉灰に座をゆづり、石橋の田村やが粉挽く臼の音さびしく、角海老が時計の響きもそゞろ哀れの音を伝へるやうになれば
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
つくばひの上清うはずむ水の底にして垢かぶりけり椎二葉三葉
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
あまづつみ薄き田の面の上清うはずみにおたまじやくしはよく泳ぐなり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
上清じょうせいが店の蚊遣香かやりこう懐炉灰かいろばいに座をゆづり、石橋の田村やが粉挽く臼の音さびしく、角海老かどえびが時計の響きもそぞろ哀れのを伝へるやうになれば
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)