“一骨”の読み方と例文
読み方割合
ひとほね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし完全な結晶というのはまれであって、色々の形の汚い結晶が混っているので、それを取りけるのが一骨ひとほねであった。
雪雑記 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
何うぞわたくしが先祖への孝行にもなる事でございますから、この絵図面を斟酌しんしゃくして一骨ひとほね折ってはくださるまいか
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さてこれを育て上げるのが一骨ひとほねだ。塾生の青年共にまかせて置いた日には前例がある。