一昨夜おととい)” の例文
昨夜ゆうべ一昨夜おとといもそのずっと前からここに居て、たった今眼が覚めたような顔をして、先に立ったお爺さんの顔を横になったまま見ていた。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
見ると、一昨夜おとといの曲者がここから逃げたものと決めてよかろう、——どうして家を脱け出したか、それが解りさえすれば
一昨夜おとといの晩もよせへ行くと二人で出ていって。一時近くまでかえってこないから。ウトウトいねぶりをしていると。車の音がしたから。飛んで出て格子をあけて見ると。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
「ところで、旦那、一昨夜おとといは大層な機嫌でしたな」