一屑籠ひとくずかご)” の例文
仮名垣魯文かながきろぶんさんが欲しがって、例の覗眼鏡の軍艦の下を張る反古ほごがなかった処、魯文さんが自分の草稿一屑籠ひとくずかご持って来て、その代りに欲しがっていたゴム枕を父があげた事を覚えています。