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くろひげ
ふりがな文庫
“くろひげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
黒髯
75.0%
黒髭
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒髯
(逆引き)
不意に橋の上に味方の騎兵が
顕
(
あらわ
)
れた。藍色の軍服や、赤い筋や、鎗の穂先が
煌々
(
きらきら
)
と、一隊
挙
(
すぐ
)
って五十騎ばかり。隊前には
黒髯
(
くろひげ
)
を
怒
(
いか
)
らした一士官が
逸物
(
いちもつ
)
に
跨
(
またが
)
って進み行く。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
乾坤一擲
(
けんこんいってき
)
、二ツの木剣は広場の真っ唯中に組み置かれた。一方から静々と現われたのは
扮装
(
いでたち
)
変らぬ春日重蔵、反対側から徐々と進み出たのは
未
(
いま
)
だ名乗りを聞かぬ
黒髯
(
くろひげ
)
の武士だ。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くろひげ(黒髯)の例文をもっと
(6作品)
見る
黒髭
(逆引き)
すなわちお
爺
(
じい
)
さんのふうをしてばかに大きな
黒髭
(
くろひげ
)
をつけてる鼻の大きなスペイン人と、黒ビロードの仮面をつけてるごく若いやせたはすっぱ娘とが、やはり婚礼の馬車に目を止めて
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
ご自慢だとみえる
黒髭
(
くろひげ
)
をひねっていましたが、
漸
(
ようや
)
く幾枚かの紙幣を
男法界
(
おとこほっかい
)
が女に
烙印
(
らくいん
)
でも
捺
(
お
)
すように与えて、チタ子をある処へ誘ったようでしたが、彼女は商人的な寝床が気に入らないらしく
大阪万華鏡
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
くろひげ(黒髭)の例文をもっと
(2作品)
見る
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